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2018/11/06

暑熱環境下におけるサッカー審判員の熱中症

Tweet ThisSend to Facebook | by:y.uejima
積極的・適切な飲水を! 会員が研究発表!

「暑熱環境下におけるサッカー審判員の熱中症」

R.A.TOKYOの会員(理事)で、東京医科歯科大学 大学院 スポーツ医歯学分野の研究者 中禮 宏(CHUREI Hiroshi) さんが、
11月2日(金)に、札幌で開催された 日本臨床スポーツ医学会 において、
「暑熱環境下に
おけるサッカー審判員の熱中症」という演題で発表しました。
中禮さんから、そのご報告をいただきましたので、ホームページに掲載することで、
会員のみなさんや審判員、そしてすべてのみなさんと成果を共有したいとおもいます。

***** 中禮さんからのメッセージ ************

調査にご協力いただいた審判員および関係者のみなさんありがとうございました。

試合中においては、やはり主審時が副審時よりも飲水制限【水分摂取の制限】を受けるとの明確な結果が出ました。
また、その傾向は1級、女子1級あるいは2級など上級の審判員ほど強いことが示唆されました。
さらに、一般的には「急に暑くなった」など、暑熱馴化がすんでないとおこりやすいといわれている熱中症ですが、
熱中症と思われる症状が発症した状況のキーワードとしては、晴天に猛暑、真夏が続き、
「急に暑くなった」は少なかった。
暑熱馴化していても発症が疑われるサッカー審判員の厳しい状況が示される結果となり
ました。
チーム関係者の皆さんには、選手の確認にフィールド内に入った時は、
今後も審判員にも「積極的に」水を渡す習慣の継続をお願いしてきました。
私の上司(サッカー審判ではありません)からは、
バニッシッングスプレー携帯できるなら、ミニボトル携帯
なども検討すると良いのではないかとの意見をいただきました。

rinspo2018-sapporo-4.pdf
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